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自由が丘のマンツーマン美容室 アルーアルー の店長日記

美容室アルーアルーの店長 中原幸信のつぶやき日記です

 

芥川賞作品を読んでみた 

自由が丘のマンツーマン美容室アルーアルーの中原です。

今回 実家に帰省するにあたり
三冊の本を買いました。

1701201.jpg

読むのが遅い私は 当然三冊読むなんて無理なので
一冊だけ チョイス。

一番読みやすそうな「コンビニ人間」にしました。

芥川賞作品を読んだのは今回が初めて。

直木賞は読みやすいけど芥川賞はね・・・というのが
私の中でありまして なんとなく敬遠していたのですが

本屋で平積みになっているのを手に取ってみると
なんだか読みやすそう・・・。

読んでみると・・・ほとんど行きの新幹線で読んでしまいました。

読みやすかった・・・こんなんだったけ!?芥川賞作品って?

まぁ 話の内容は 題の通り 
主人公はコンビニでしか自分の存在を感じられない女性で
世間の「常識」とか「普通」というものを
探してるというか・・・あてはめようとしているというか。

内容は極端ではありますが いろいろなことが思いあたる作品でした。

最近 帰省などして東京に戻ってきたときに
なんだかホッとしている自分がいます。

品川駅から渋谷
すごい人の波。

今でも あまりに人が多いところは嫌いですし
人通りが少ないところを選んで歩いたりしているのに。

東京の人ごみに 自分が紛れていくなんとなく安心感みたいなものなんでしょうか。

この本の中でも
いつも決まった時間 決まった行動 決まった気持ちで仕事をする
コンビニという存在が
決められた歯車の中にいる安心感につながっているんですよね。

以前は ファッションやいろんなことも「皆と一緒は嫌だ」とか
住むところも 大きな集合住宅の一室なんて
働きアリのような生活だよな・・・と思っていたのですが

こうして 東京の群衆の中に身を置くことに慣れていくと
それはそれで 慣らされている自分を感じるのです。

郊外で庭いじりでもして暮らすのと
街中で生活するの どちらがいいですかと聞かれたら
自然を感じることは好きですが迷いなく街中を選びますもん。

また この主人公が【怒らない】人なんです。
・・・というより 怒るという観点から物を見ていない
・・・怒ることを知らない・・・のかな。

これに関しては ほんと普通を超えた感覚でしたが
「なるほどね・・・・そう思えば腹も立たないわけね・・・」
という新しい解釈も 自分としては新鮮でした。

途中で「これサスペンスじゃないよね・・・芥川賞だよね
・・・純文学だよね・・・話の展開どうなるんだろ・・・」と思う内容だったので

なんとなく皆さんこの本を読んでどう思ってるのかな・・・と
Amazonのレビューを見てみたのですが
ほとんどが 登場人物の立ち位置からの意見が多く
少し攻撃的で怖いくらいでしたね。

でも まぁ なんだかんだと言いながら
こうしていろいろと考えさせられる作品が
芥川賞・・・なのかな・・・。

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Category: 2017年

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