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自由が丘のマンツーマン美容室 アルーアルー の店長日記

美容室アルーアルーの店長 中原幸信のつぶやき日記です

 

コメントを削除したことに関して 

自由が丘のマンツーマン美容室アルーアルーの中原幸信です。

 

 

昨年3月に 3万円のカットの美容室行った記事に関して

ここのところ 急に数件の書き込みがあり

特定の店名・個人名が入った書き込みがあったので

コメントを削除させていただきました。

 

ブログの記事は

実際に施術してもらった感想を書いたものでした。

 

1708030.jpg


私が書きたかったのは

そのお店が・・・とか その技術者が・・・

ということではなく

 

最近のSNSの威力・・・と言いましょうか

一般の方の評価が どれだけ世の中を動かしているのか・・・

みたいなことでしたので

 

その際に 店名・個人名は記載せず

スタイル・技術に関しての

批判は一切避けました。

 

それで 今回は 数人のコメントを削除した際

いろんな書き込みをいただいた方へ

私なりの意見を述べたいと思い

書き込みすることにいたしました。

 

もちろん 今回の内容は

特定の個人・サロンをさしているものではないことだけは

申し上げておきます。

 

 

まずは一番 関心があるのは料金でしょう。


 

モノの値段で 安い高いはもちろん個人差があります。

 

ここにかかわるのが価値観。

 

 

お客様の知人が一晩で1000万円のワインを2本飲んだそうです。

 

子どもの誕生日パーティーに1000万円とか(もちろん日本人です)

 

車だと フェラーリーのオプションの色が200万円とか

 

ベントレー(車)のオプションの時計は2000万円

・・あくまで車体価格ではなくてオプションですよ・・オプション・・・。



 

美術品や工芸品も いくらでも高価なものはあります。

 

金額が小さい話だと 一杯1万円っていうラーメンもありますね。

 

とにかく 金額の話をするといくらでも切りがないのです。



 

形がないものでもそうです。

 

ギャンブルや投資で何千万・何億使った・・・なんていうのもありますし


 

お金がある人だけが高額な金額を使うわけではありません。

 

消費者金融やカードローンで借金をしながら

 

夜のお店に行ったり

美容整形にはまる人もいます。

 

 

 

・・・で

話は大きくそれてしまいましたが

高額な美容料金に関して


 

皆さんは 高額な理由ってどう思われますか?

 

一番よく聞くのは 銀座だから・・・青山だから・・・

という「場所代」

 

次は 有名人も来てるから・・・とか

本人が有名だから・・・とかいう「知名度」

 

それにともなうのかな・・・「予約が取れないから」とか

 

あとは

「当然 高いんだから上手なんでしょ!」という「技術力」

 

・・・って ところでしょうか。

 

 

私が思うに

 

今までカットが高額な人って 

同じ業種・業界の人から認められた人が多いんですよね。

 

「あぁ あの人のカットならそれくらいするだろうね」

・・・というのが大半です。

 

そのほとんどが 技術的なものだったと思います。

 

それでも

一時代を築かれて 現在も現役の川島文夫さんでさえ

カットは15000円くらいです。


 

しかし

・・・・カリスマ カリスマって言われ始めた頃からか・・・


 

ほとんど ルックスが良くて・・・みたいな


 

その業界で評価が高いというよりお客様に人気のある人が

技術力はさておき 高額な料金をとるようになってきたと感じますし

 

それから また最近は SNSを通じた宣伝で

よりその加速度は増したように思います。



 

もちろん ただ技術が上手ければいいというものではありません。

 


美容室はあくまで接客業・サービス業なので

技術だけでお客様の満足を得るものではないですから。


 

いつも時代も ルックス・印象は大事。

 


夜のお仕事で「お店のナンバーワン!」と言えば

大抵 容姿端麗な男女ですし

 

私はメイクアップの仕事もしていましたが

大抵 各店売上げナンバーワンの美容部員は

綺麗な女性でしたからね・・・。

 


 

究極の選択で

「美味いけど 人がいや・店の雰囲気がいやな店」と

「まずいけど 人がいい・店の雰囲気がいい店」と

 


どちらを選ぶ人が多いのでしょうか。

 


これは 先ほども言った 価値観の違いなので

どちらが正しいというものではないと思います。

 



ただ いくら良いと感じても

例えば

業界での評価が1000円のワインを 1万円って売っていたらどうでしょうね。

 

もちろん1000円のワインでも美味しいものはありますし

1万円のワインでも美味しくないものもあります。

 



ただそれが 個人の感想と 全体的な評価で

差が生まれている現状が問題なのではないでしょうか。

 


1000円の焼酎も 評価が上がって

1万円以上のプレミア焼酎になったものもあります。

 

でも 本当に焼酎を知っている地元の人は

そういうものは飲まずに 安くて美味しい他の物を飲みます。

 

・・・それは 数を多く知っているからです。

 



本質と評価が 合致しないことは多いです。

 

歌がすごく上手いのに売れない歌手とか

面白いのに売れない芸人とか

いい絵を描くのに売れない画家とか

 



一般の方の評価が正しいかどうかには疑問があります。

 

いろんな芸能人が 

すごく高価なものとそうでもないものを当てられるかっていう

テレビ番組がありましたが

セレブな芸能人でも 外れることが多いです。

 

でもその違いは プロには的確にわかるんですよね。

 


でもそこで 

そうでもないのに売れているものに

批判したところで

やはり売れるものには 本質以外の

別の売れる要素もあると思うのです。

 

 

それが 売れる・売れないということで言うと

商才もしくはプロデュース力なのかもしれません。

 

 

多分今の時代 

「売れる」という意味で一番大事なのがそこなのかもしれません。

 

 

SNSの先駆けだったmixiもあっという間に

利用者が激減しましたが

「モンスト」で復活しましたよね。

 

多分 業種は違えど

今って こういう 次の一手が出せる人は

もしすたれても また違う形で

商売ができるんじゃないか

またそれが成功するんじゃないかとも思います。

 

 

またまた 話がそれました・・・。

 

 


要は 今 高額な料金を取っている美容師って

職人・・・というより

「優秀なビジネスマン」が多いのではと思うのです。

 

 

これは 大きな語弊があるかもしれませんが

 

私の思う「美容師」って 料理の世界でいう「料理人」なんです。

 

そういうと ????と思いますよね。

 


例えば 

脱サラして だいのラーメン好きが始めたラーメン屋の店主とか

料理の得意な人が経営するカフェとか

 

流行っていようがいまいが

私は「料理人」には思えないんですよね・・・。

 

もちろん そのお店を否定しているわけでは

決してありません。

 


ただ 

全般的な技術があって

そこに特化した技術を打ち出すのは

その人のスタイルなので良いと思うですが

 

最近は 最初から特化したものだけを打ち出して

他の技術が追いつかない できない人が多いように思います。

 

 

もしくは 知識ばかりあって

技術が追いつかない人。

 

そういうのは プロはすぐに見分けがつくと思うのです。

 

 


カットって造形です。

 

彫刻や造形を勉強している

ある意味 センスさえあれば

カット理論を知らない美大生でも それなりの髪型って切れるのです。

 

 

あと 高額な料金を払ったのに

全く満足しなかったお客様から

「何万円も料金するのって詐欺ですよね!」

って言われたことがありますが

それは違います。

 

5000円って表示していて 30000円要求されれば詐欺ですが

代金を知っていて その金額を請求されるのは

当然詐欺ではないです。

 


まぁ その価格が あまりに値しないと感じれば

それは ぼったくり・・・。

 



美容室でよく

「いいシャンプー使ってるんですけど・・・高いやつ」とか

「高い美容液使ってるんですけど」っていう話はよく聞きます。

 

高いから良いはず・・・というのは何にでも言えます。

 


高い理由は何でしょうね・・・。

 


材料が高価っていうのが一番多いのかな

あとは希少価値・・・などなど

 

でも実際の現場の人から言わせれば

そうでもないものがほとんどです。

 

アルーアルーのお客様で建築・不動産関係の方も多いのですが

 

「あんな建材使って 1億とかするんだからね・・・」とか

「内側がどうでも

高価に見える壁紙とドアさえつければ高く売れるんだよね・・・」

 

・・・とか。

 

アパレル関係の方も

「(某有名ブランドの)縫製は最悪だけどね・・・」

 

・・・とか

 

こういう仕事をしていると

各業界のいろんな話をお聞きすることも多いです。

 


もちろん購入する人が 納得・満足していれば

それはそれでいいのですが

 


「高ければ良いもの」という考えは

これまでより 今後さらにあてにならないものになると感じます。

 

2017中原施術2



まぁ 色々と書いてきましたが

企業成功率 10年で6%という現代で

どういう商売であれ

10年以上 お店を継続できたなら

それはそれで 認めなければならないとも思います。

 

ニーズがあるということです。

 

それに 物価の違いはありますが

ニューヨークではカット10万円っていう美容師は

わんさかいますし

 

業界の底上げ・・・・という意味では

認識を変えないといけないとも思います。



レストランでミシュランガイドがあるように 

美容室もそういう外部の評価・・・

なんて言うのがあっても面白いのかもしれませんね。

 


 


私もどうこう 能書き言ってる場合ではありません。

 

もう 今後は

こういう内容に関しての記載はしないと思います。

 

批判めいた内容は

なんとなく

気持ちのいいものではないですし

 

私自身は 

このことに関しては興味もないからです。

 


でも私の場合

たしかに 美容師になって10年目くらいの時は

もう何でもできるって

勘違いしていたころでもあると思います。

 

 


前回の記事じゃないですが

商いを続けるのは大変なことです。

 


私も ご来店いただいた全てのお客様の期待に

お答えできていないのが現状だと思います。

 


今年で50歳 

美容歴だけは32

年数だけは経ってしまいましたが

まだまだ精進しなければいけないと思いますし

 


ある程度「今」を感じながら 

これからも仕事をしていかないといけませんからね。

 

 



面白いもので

先日 お客様とこんな会話

 

「○○はすごく美味しかったですよ!」と私

「そう!じゃぁ今度行ってみよ!」

 

「○○は 珍しく最高にマズかったですね~」と私

「そう・・・じゃぁ 私も行ってみようかな!

だって 中原さんがそこまでマズいって言うんなら

どれだけマズいか興味あるし!」

 

「・・・・・・・・・」

 

人の心はむつかしいです・・・・。

 

 

 

今回の記事に関して

ご意見ご感想がありましたらコメントください。

 

尚 前回同様 個人名・サロン名の記載がある場合は

コメント削除させていただきますので

ご了承ください。

 

 

 

 

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Category: 2017年

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