「目の見えない人は 世界をどう見ているのか」っていう本を読んでみた
通勤やジョギングの時
金木犀の香りがふわっとして いい香りです。
自由が丘のマンツーマン美容室アルーアルーの中原幸信です。
この夏読んだ 本を1冊ご紹介
伊藤亜沙さんの「目の見えない人は 世界をどう見ているのか」
という新書本です。
これを見つけたのは 東京都写真美術館のミュージアムショップです。
私は 以前から 疑問に思うことがあります。
まず 先天的に目が見えない人は夢を見るのか
ということと
先天的に目が見えない人の色の感覚です。
当然ですが 夢は脳で見ます。
そこに画像データって全くないものなのかが疑問なんです。
どうしてそう思うかと言うと
デジャブ―…ってあるでしょ。
行ったことがないのに ここ見たことある!とか
ここ知ってる!とか
ということは すでに 脳の中に画像があって
それと照合して
「見たことある!」になるんじゃないかと思うのです。
だから 遺伝子レベル・・・なのか
母親の目を通して・・・なのか
前世で・・・・なんてことなのかはわかりませんが
脳にすでに 画像データがいくつかあるんじゃないかと思っているんです。
あとは 色に関しては そのままです。
先天的に 目の見えない人に
色をどう 説明するのか・・・
どう理解するのか・・・ということです。
赤・緑・青・黄・・・・。
色はどうやって自分で考えても
色を見たことがない人に説明のしようがないのです。
まぁ そういうことから
この本の題名で なんとなくそんなことも書いてるといいなと思いながら
買ってみたのですが
その二点に関しては 一切書かれてはいませんでした。
でも 以前 視覚障害者が
一番自分を 障害者という認識が低い・・・というような
話を聞いたことがあるので
これに関しては この本を読んで
うなずけることがありました。
この本で 健常者を4本足の椅子
障害者を3本足の椅子に例えています。
もちろん3本足の椅子でも
ちゃんと椅子として成り立ちます。
一本足りないからといって
そこに無理やり 1本増やそうとするのではなく
一本で 二本分の役割をすればいいのです・・・ということです。
全ての障害が そう簡単なものではないとは思いますが
5感に関していえば
減ったぶん 他の感覚が 鋭くなる・・・というか
他の感覚の役割をする・・・といった方が良いのかな。
そんな感じです。
あとは
目が見える人は 平面でとらえやすいけど
視覚障害者は 立体で物をとらえる・・・とか
わかりやすいのは
目が見える人が富士山を思い描くと 平面だけど
(こんな感じ・・・)
視覚障害者は 立体の山を想像するそうです。
あと興味を持ったのは
ダイアログ・イン・ザ・ダークという活動です。
これは 視覚健常者が 真っ暗闇を体感するという活動で
残念ながら今年の夏で 東京の外苑前での会場は終わりました。
でも活動は 継続的に全国でされているようなので
いつか参加したいと思っています。
まぁ 今の情報社会
テレビやパソコンやスマホを
一日 何も見ない日を作ってもみても
良いのかもしれませんね。
いや・・・そうした方が良いかも。
って ブログ書いてちゃ説得力ないね・・・。
Category: 2017年
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