初めて東京都庭園美術館に行ってきました
自由が丘のマンツーマン美容室アル―アルーの中原幸信です。
今月のはじめ 初めて東京都庭園美術館に行きました。
東京都庭園美術館は
白金台にある都立美術館で旧朝香宮邸でした。
アル―アルーに来られる100歳のお客様
第2王女とご学友で
まだ ご一家がお住いの時に行かれていたという。
そのお客様から
いろんなお話を伺って 興味をもち
行ってみたいと思っていた美術館でした。
建物は 85年前の物。
とてもそう思えないモダンなデザインです。
入り口の ガラスレリーフや
中のシャンデリアは ラリックのものだし
写真は撮れませんが
内装を手掛けた アンリ・ラパンが
壁に絵を直接書いた部屋もありました。
こんな部屋で 一日ゆっくりしていたい・・・。
建物自体が 美術品なんですね。
そのお客様から聞いたのですが
おうちに入ると 香水がわき出ている装置があって
部屋中 いい香りがしていたそうです。
今でいう アロマディフューザー・・・ですね。
二階のサンルームというか 廊下・・・でしょうか。
庭も見えて くつろいでいる人もいます。
写真左の部屋に バスルームがあるのですが
あの時代に バスタブと洋式トイレ。
前回 迎賓館を見に行き
あそこは 白と金と・・・豪華絢爛でしたが
住むとなると やはりこちらの方が良いな。
ちなみに 迎賓館は もともと
明治天皇が大正天皇のために建てたものらしいけど
住みにくいので 大正天皇はほとんど住まなかったみたいです。
これもお客様に聞いたのですが
建設に関して 内装はアール・デコ様式なんですが
ほとんど お母様である允子内親王が
フランスと当時の国際電話で
建築家たちとフランス語で電話しながら決めていったらしいです。
当時の宮中の外国語はフランス語だったんですね。
それにしても その当時の国際電話って・・・・。
それに 建築の専門用語もあったでしょうから
大変だったことと思います。
本館の隣に 新館もあります。
新館はさすがにシンプルな建物で
あまり景観を損ねる感じではありません。
廊下のガラスが波打っていて
モダンで現代美術館のようでした。
展示を見終えて
庭を歩きました。
日本庭園と西洋庭園に分かれています。
小さな 新宿御苑みたいでした・・・。
さすがにきれいに整備されていました。
日本庭園の横には茶室もあります。
こんな庭園のベンチで ゆっくり本でも読んでみたかった。
今度は 早めのゆっくり時間のある時に来よう。
入り口近くのレストランもよさそうでした。
それにしても 先ほどから言っている100歳のお客様は
ほんとにお元気で
耳も遠くなく 堅いものも食べられるし
去年骨折されたので 杖さえつかれていますが
お一人で歩かれて
今でも 月に一度 江の島まで鎌倉彫の教室に通われています。
(タクシーでですけど)
以前
「こんなの作っているのよ。よかったら使ってください」って
自作の鎌倉彫のお皿をいただきました。
裏に お名前も。
しまっておくのももったいないので
菓子鉢に使わせていただいています。
美術館や 庭園を歩きながら
10代の頃のお客様が ここでどうしていらしたのか
想像しながら・・・・
楽しい時間でした。
横を高速が走る 目黒と白金台の間ですが
中に入れば 東京のオアシスです。
また ゆっくり来ようと思います。
Category: 日記
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